厳島神社Itsukushima Shrine
観光タクシーで赴く、歴史と文化が息づく北海道釧路市の厳島神社Itsukushima Shrine in Kushiro City, Hokkaido, where history and culture are alive, by sightseeing taxi
厳島神社は、古くから「クスリ」と呼ばれ、港町釧路の漁業、交易、交通の要所を守護する神社として、地域の安寧を願う市民の守り神として尊ばれてきた厳島神社。当社の観光タクシーで、便利な移動とともに、神聖な雰囲気を感じながら、厳島神社を訪れてみませんか。七柱の御祭神が祀られ、相殿と合わせて、豊富な歴史と文化が息づく神社です。多くの観光客が訪れ、祈りを捧げています。釧路を訪れた際には、ぜひ厳島神社へ足を運んでみてください。
厳島神社は、釧路市米町一丁目の知人岬台地に位置しています。この周辺は、江戸時代にはクスリ会所・クスリ泊と呼ばれ、釧路市の発祥の地でした。厳島神社は、歴史的な価値がある神社として、多くの人々に親しまれています。また、周辺には自然豊かな景色が広がっており、観光スポットとしても人気があります。
米町公園は、太平洋を見下ろす高台にあり、素晴らしい景色を眺めることができます。公園からは、釧路港の賑やかな漁船の出入りを見ることができ、壮大な景色を楽しむことができます。また、公園内には、石川啄木歌碑などの歴史的な名所があり、遠くには、美しい雄阿寒岳と雌阿寒岳の姿を望むことができます。厳島神社とともに、歴史的な意義を持つ公園です。是非、訪れてみてください。
御由緒当神社は、かつて釧路で開草業が盛んだった頃、漁場請負人の佐野孫右衛門が、漁場の安全と豊漁を祈願するために、安芸の厳島神社の御分霊を勧請して奉祀したことが起源とされています。文化2年には、佐野孫右衛門がアイヌ民族が祀っていた土地に神殿を建て、以来豊漁が続き、地域住民も増加し、神社を中心に一部落が形成されました。このことは、函館奉行の命により全道踏破した松浦武四郎の「久摺日誌」にも記されています。現在では、多くの観光客が訪れ、神秘的な雰囲気を楽しんでいます。
明治24年2月10日に、現在地に本殿拝殿を造営し、御遷座されました。同年5月、社格が郷社に昇格し、大正2年5月には縣社に昇格しました。昭和天皇は、大正11年7月17日に大正天皇の摂政として、また昭和11年9月28日の釧路市行幸の際にも、釧路國社である当社を御親拝されました。釧路住民全てが氏子とされる格式あるお宮です。歴史的な価値があるため、多くの人々に親しまれています。
厳島神社は、江戸時代に創祀された神社であり、具体的な年次はわかっていませんが、寛政11年(1799)頃に幕府が東蝦夷地を直轄した時期と考えられています。初めて記録に現れたのは、文化6年(1809)の『東行漫筆』で、クスリ会所内には弁天・稲荷・山神が祀られていたことが記されています。この時代の絵図にも、厳島神社が描かれていることが確認されています。安政4年(1859)には、クスリ会所の氏神として弁天・阿寒・稲荷の三社美々敷立たりとされ、明治5年には金刀比羅大神・熊野大神・猿田彦大神も祀られるようになりました。現在では、明治24年に郷社、大正12年には県社に列せられており、多くの観光客に愛される神社となっています。
弁財天として親しまれる市杵島姫命、山神である阿寒大神、航海守護と豊漁の神である金刀比羅大神と海津見大神、商売繁盛の神である稲荷大神と秋葉大神、そして道祖神である猿田彦大神の7柱が祀られています。また、明治5年(1872年)には熊野大神も祀られていたとされています。これらの神々は、古くから信仰されており、観光客にとっても興味深い存在となっています。
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